これまでは外科・内科・放射線科・産婦⼈科専門医を基盤にもつ医師で、乳癌診療を専門にする医師は「乳腺専門医」を取得してきましたが、2021年度から外科専門医取得後のサブスペシャリティとして「乳腺外科専門医」が設立されました.乳腺外科専門医を取得するためには、日本乳癌学会が指定する専⾨医・研修プログラムに加⼊する必要があります.このプログラムは外科専攻医プログラムの2年目から重複して履修することが可能です。日本乳癌学会が認定した基幹病院が提供する外科専門医・研修プログラムに登録し、3-5年間の研修を行います。研修中、大学院への進学や、産休・育休による研修中断も可能です。
当科医師が所属する基幹病院
・横浜市立大学附属病院・横浜市立大学附属市⺠総合医療センター
当医局から乳腺外科医師を派遣している病院
・横浜市立市⺠病院・横浜市立みなと⾚⼗字病院
・横浜労災病院
・横須賀共済病院
・藤沢市⺠病院
・国立病院機構横浜医療センター
・茅ヶ崎市立病院
・JCHO 保⼟ヶ⾕中央病院
・JCHO 横浜中央病院
・磯⼦中央病院
当科では令和5年4月1日現在、乳腺指導医7名(男性6名、女性1名)、乳腺専門医24名(男性14名、女性10名)を輩出しています。 専⾨医取得までの研修期間は、基幹病院・関連病院をローテートして複数の指導医、専⾨医からの指導を受けることで幅広い知識.経験を習得して頂きたいと考えています。 ⼤学院への進学される⽅は私たちが責任を持って研究指導いたします.国内外への留学をご希望の⽅はご相談ください。 専⾨医・学位を取得した後は、附属2病院や横浜市内・市外の関連病院で乳腺診療の第⼀線でご活躍頂きながら、みなさんが⾃分らしい⼈⽣を歩んで頂きたいと考えております. また他院で専⾨医や学位を取得された⽅で、横浜市内・近郊の病院の乳腺外科での就職を御検討の際には、当科にも是⾮⼀度ご相談いただければと思います。
お問い合わせ : dai2geka@yokohama-cu.ac.jp