治療実績・研究実績

膵 癌

膵癌
2014年度の通常型膵癌切除は44例(福浦40例、センター4例)と過去初めて40例を越え、また福浦だけでも40例と増加しました。累積症例数は全体で590例、切除371例で切除率は63%となりました。福浦の術式の内訳は、膵頭十二指腸切除18例(うち門脈合併切除13例、動脈合併切除6例)、膵体尾部切除19例(うち門脈合併切除1例、DP-CAR2例)、膵全摘2例、その他1例で、17例が術前化学放射線療法後の切除でした。切除例全体の5年生存率は22%と年々少しずつ改善がみられます。特に、術前化学放射線療法を開始した2008年以降の症例に限れば31%と良好な成績が得られております。NCCNガイドラインでのUnresectable膵癌に対するgemcitabineを中心とした長期化学(放射線)療法後の切除では、切除率21%、うちR0切除率91%、切除例の生存期間中央値は22か月と良好な成績を得ており、2014年度からはYCOGで局所進行Unresectable膵癌に対しFOLFILINOX療法を導入し、切除率・生存率の向上を目指して症例集積中です。また、Borderline resectable膵癌に対する術前化学放射線療法後切除80例の5年生存率33%、生存期間中央値25か月の成績を得たことから、さらなる治療成績向上のため、今後gemcitabine+Nab-paclitaxelの導入を計画中です。

森隆太郎

膵臓癌グラフ

膵臓癌グラフ

 

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