みなさん、こんにちは。横浜市立大学 消化器・腫瘍外科へようこそ!!
研修医2年目となった皆さんは、そろそろ専攻医プログラムが気になっている時期ではないでしょうか?
ここでは専門医プログラムについて、当医局で運営している外科専攻医プログラムの内容について紹介したいと思います。研修医の先生方のよくある質問に答えるような形式で紹介していきます!
〇 研修医を卒業したらどうすればいいですか?
A) 外科医を目指すみなさんは外科専門医取得を目指して、外科専門研修プログラムに登録する必要があります。
プログラムの専攻医登録は研修医2年目の12月に一斉スタートとなります。消化器・呼吸器・心臓・乳腺などの各臓器手術を経験し、必要症例数を満たす必要があります。必要症例数は下記の通りです。
〇 どの専攻医プログラムに登録すればいいですか?
A) 当医局は横浜市立大学附属病院、横浜市立大学市民総合医療センターの他に神奈川県東部(横浜・横須賀・湘南エリア)を中心に関連施設があります。(詳細はコチラ)
専攻医プログラムは「大学病院」もしくは「当医局関連病院」のうちから、希望や同年度の専攻医志望者数などを考慮して申し込みしていただく形になります。
大学病院はどうしても「専門性の高い手術や症例が集約しやすい」ため、専攻医の先生方は関連病院の方が,より多くの救急疾患(虫垂炎や消化管穿孔などの急性腹症など)やcommon diseases(鼠径ヘルニアや胆嚢結石など)を経験できるのが実情です。
特に上のマップの5施設はいずれも500床レベルのHigh volume centerであり、神奈川県内でも屈指の手術症例数となっています。
神奈川県内で外科専門医の習得を目指せる施設を探している場合は、下記メールアドレスまでご連絡ください!当科の専門医プログラム病院の詳しい情報をご説明させていただきます。
お問合せメールアドレス : dai2geka@yokohama-cu.ac.jp
〇 関連病院の専攻医プログラムではどれくらいの症例数を経験できますか?
A) 上の表は関連施設で専攻医1年目を研修した際の、実際の年間手術執刀数になります。外科専門医申請に必要なの執刀数が「3年で120例」であることを考えると十分すぎる症例数を経験できます。
〇 外科専門医を取得した後の進路はどうなりますか?
A) 外科専門医取得後はサブスペシャリティによって消化器外科専門医や乳腺外科専門医(「乳腺外科希望の医師の皆様へもご参照ください)の取得を目指します。一方で当医局では心臓血管外科専門医や呼吸器外科専門医の取得はできません。
また消化器外科専門医取得後はさらに内視鏡外科技術認定医や肝胆膵外科高度技能専門医を取得できるような指導を行っております。下の図は当医局の専門医取得人数になります(2024年3月現在)。
〇 国内留学や海外留学はできますか?
A) 直近5年以内に医局員が留学した施設ついてご紹介いたします。国内留学は国立がんセンター東病院、理化学研究所、虎の門病院、海外留学はカリフォルニア州立大学サンディエゴ校、ロズウェルパーク癌研究所、オハイオ州立大学などです。
留学先に関しては順次変化していく可能性がありますが、留学して論文作成や研究をぜひやりたいという希望がある方はサポートしていく体制を整えています。
お問合せメールアドレス : dai2geka@yokohama-cu.ac.jp
リンク① 「日本外科学会専門医制度ページ」
https://jp.jssoc.or.jp/modules/specialist/index.php?content_id=1
リンク② 「外科専門研修の専攻医登録について」
https://jp.jssoc.or.jp/modules/specialist/index.php?content_id=16